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親知らず抜歯後すぐに仕事出来る?抜歯後に起こる症状と回復の目安

親知らずの抜歯は多くの方が経験する治療ですが、「仕事を休む必要があるのか」「いつから復帰できるのか」と不安に思う方も少なくありません。特に休みにくい職場環境の場合は、抜歯のタイミングも重要です。今回は、親知らず抜歯後の症状や仕事への影響、回復の目安についてご紹介します。

1. 親知らず抜歯後によく起こる症状

親知らずの抜歯後には、さまざまな症状が現れることがあります。抜歯の方法や親知らずの状態(まっすぐ生えているか、埋まっているか)によっても異なりますが、抜歯後に起こりやすい症状としては以下の通りです。

➀腫れ

抜歯した部分のまわりが腫れるのは一般的です。特に、骨の中に埋まっていた親知らずを抜いた場合は腫れが強く出ることがあります。腫れは通常、2~3日後にピークを迎え、その後徐々に引いていくことが多いです。

➁痛み

麻酔が切れた後、痛みを感じることがあります。処方された痛み止めでコントロールできる範囲がほとんどですが、会話や咀嚼に影響する程度の痛みを感じる方もいるようです。

➂口の開けにくさ

一時的に口が開けにくくなることがあります。これは炎症によって周囲の筋肉がこわばるためです。数日で収まっていくことが多いです。

➃出血や滲出液

抜歯後しばらくは少量の出血が続くことがあります。血の混じった唾液が気になるという方もいますが、多くの場合は時間とともに出血は減っていく傾向があります。

➄だるさ・微熱

体が異物の除去による反応として軽い熱やだるさを感じることがあります。特に大きな抜歯手術の後は、体力を消耗してしまう方もいます。

症状の強さや持続期間には個人差がありますが、一般的には2〜3日をピークに徐々に回復していく傾向にあります。

2. 親知らずの抜歯後に仕事はできる?回復の目安

「親知らずを抜いた後、すぐに仕事へ戻れるのか?」という疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。結論から言うと、抜歯後すぐに仕事に復帰できるかどうかは、親知らずの抜き方や抜いた位置、体調、仕事内容によって異なります。

<仕事復帰への目安>

➀比較的軽い抜歯の場合

まっすぐ生えている親知らずを、簡単に抜ける場合はダメージも少なく、当日や翌日から仕事に戻れるケースが多いです。特にデスクワークや会話が少ない業務であれば、支障はそれほど大きくありません。

➁難抜歯の場合

骨に埋まっていたり、歯茎を切開する必要があるようなケースでは、数日間の安静が推奨されます。こうした抜歯では腫れや痛みが強く出ることもあるため、最低でも1〜2日の休みを確保する方が望ましいです。

➂仕事内容による判断

力仕事や外回り、長時間の会話が必要な接客業など、身体や顔の動きを多く使う職種では、抜歯後の腫れや痛みが影響を与えてしまうことがあります。こうした業務の場合は、1~2日の休養期間を設けるのが無難です。

➃医師からの指示を確認する

抜歯後の過ごし方については、担当の歯科医師の指示に従うことが大切です。無理をして仕事に戻ることで、治癒が遅れたり、再出血のリスクが高まる可能性もあります。

<回復の目安>

一般的には、抜歯後2~3日で腫れのピークが過ぎ、1週間ほどで痛みや違和感もほとんどの方が解消されます。完全に通常通りの生活に戻るには7~10日程度かかることが多いです。

※治療中・治療後の点滴療法について
~眠れる森の歯科~では、静脈内鎮静法と併用して、鎮痛剤・抗生剤・ビタミン剤などを点滴(静脈内投与)で直接血管に投与する治療を行っており、治療後の痛み緩和や回復の促進にも力を入れています。点滴専用室も用意しており、抜歯後の腫れやだるさが気になる場合、点滴だけのご来院も可能です。お忙しい方や、より快適な回復を希望される方が安心いただけるように、サポートいたします。

3. 親知らず抜歯後すぐに仕事をするときの注意点

親知らずを抜いた後に仕事に復帰する場合、症状が落ち着いていてもいくつか注意しておきたいポイントがあります。体調や職場環境によっては、無理をしないことが大切です。

➀無理に話さない

抜歯後は顎や頬が腫れていたり、口が開きにくくなっていることがあります。接客や電話対応など口を動かす業務は、必要に応じて調整しましょう。

➁顔や顎に刺激を与えない

マスクやヘッドセット、電話の受話器などで抜歯部位の周囲に圧がかかると、腫れや痛みを感じる場合があります。可能であれば一時的に使い方を見直したり、刺激が少ない方法に切り替えましょう。

➂食事のタイミングと内容に注意する

職場での昼食は、柔らかいものを選び、抜歯した側で噛まないようにすることが大切です。また、仕事中の空腹時に冷たい飲み物や刺激物をとると、傷口に刺激を与えてしまう可能性があります。

➃薬の服用時間を守る

鎮痛薬や抗生剤などの処方薬は、決められたタイミングでしっかり服用することが症状の悪化予防につながります。薬を飲み忘れないようにリマインダーなどを活用すると良いでしょう。

➄無理をしないスケジュールを組む

大事な会議や長時間の移動など、体力的・精神的に負担の大きい予定は避けるのが無難です。可能であれば抜歯後1~2日は、軽めの業務内容に調整することを推奨します。

➅感染や腫れの再発を防ぐためのセルフケア

帰宅後は、うがいのしすぎを避け、歯磨きも優しく行いましょう。過度に刺激を与えると、血のかたまり(血餅)が取れてしまい、「ドライソケット」と呼ばれる痛みを伴う状態になるリスクがあります。

職場復帰はタイミングを見極め、体調や症状に応じて柔軟に対応することが重要です。

4. 渋谷 神泉の歯医者 ~眠れる森の歯科~ Dr.Lデンタルクリニック の親知らず抜歯

渋谷 神泉の歯医者 ~眠れる森の歯科~ Dr.Lデンタルクリニックでは、患者さんの不安を和らげるために、局所麻酔、静脈内鎮静法などの様々な麻酔法をご用意しています。
静脈内鎮静法は、スヤスヤと眠っているようなリラックスした状態で治療を受けられるため、歯科恐怖症の方や、長時間の治療が必要な方におすすめです。

親知らずの抜歯も、様々な麻酔法を活用し痛みや不安を軽減する治療を行っています。
難易度の高い親知らずの抜歯や複数本の抜歯も対応可能で、静脈内鎮静法を併用することで、リラックスした状態で治療を進めることができます。

また、静脈内鎮静法などを活用し一度の治療で複数箇所の治療を進める短期集中治療も行っています。
仕事や育児が忙しい方、海外からの一時帰国の方、通院回数を減らしたい方にとって効率的な治療プランを提案しています。

まとめ

親知らずの抜歯後は、腫れや痛み、口の開けにくさといった症状が現れることがあり、仕事への影響も少なくありません。特に抜歯の内容や職種によっては、数日間の安静が必要となる場合もあります。無理に仕事を再開することで、治癒が遅れるリスクもあるため、回復状況に応じて慎重に判断しましょう。

渋谷・神泉で親知らずの抜歯を検討している方は、~眠れる森の歯科~ Dr.Lデンタルクリニックまでお問い合わせください。

監修:~眠れる森の歯科~Dr.Lデンタルクリニック渋谷神泉
院長 鈴木麟太郎 Lintaro Suzuki

【学会・所属団体】
日本口腔インプラント学会
日本審美歯科学会
日本歯科麻酔科学会
点滴療法研究会
高濃度ビタミンC認定医

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